細江 弥生
セルフケアにおける「継続」の大切さをブログにも書きましたが、これがなかなか難しく振り出しに何度も戻る方は私を含め多いのではないでしょうか?
先日、言語学習についてのスピーチを聞いていて、セルフケアとの多くの共通点を感じました。言語学習においても、10年、20年続けてもなかなか上達しない、または挫折を何度も繰り返すという事を経験した方も多いのではないでしょうか?
私は「ポリグロット」という「多言語に通じている人」にとても関心があります。多言語を操る事だけではなく、彼らの好奇心の強さや柔軟性、また継続する力に興味があります。そんな中、自身もポリグロットであり言語学習法を教えているLydia MachovaさんのTed Talksを聞きました。(リンクはこちら。言語設定で日本語字幕を表記できます。)
何カ国語も話すことができるポリグロットの事を「才能があり能力があるからできる事」と、人はよく言うけれど、ポリグロットは自分に合った方法を見つけコツコツ「継続」しているからこそ成果を出しているとLydiaさんは主張しています。
魔法があるわけではない、言語を学ぶためのコツは「楽しみ」「システム」「方法」「辛抱」の4つだと言っています。
●「楽しみ」は自分がその習慣を楽しんで行えるようにする事
●「システム」は習慣が続くような計画を考える事
●「方法」は情報を集め自分に合った方法を見つける事
●「辛抱」は成果が目に見えなるようになるまでは多少辛抱する事
Lydiaさんは、今まで挫折を何度も経験した方が自分に合ったこの4つのコツを掴む事で、いくつもの言語を習得した経験についても話しています。
本会のセルフケア講習会実践編ではここに記載している4つだけではなく、様々なコツを沢山紹介しています。セルフケア・ミーティングを数多くファリシテートし、自らも長年セルフケアを継続している講師小沼さんの経験や最新リサーチに基づくコツなど、沢山紹介されるのできっと皆さんに合うコツが見つかると思います。
また、本会では、「仲間、ピア」も大切なポイントとして捉えています。実際、定期的に行っているミーティングでは、仲間からのサポートが励ましになり、自分の考え方をシフトしてくれるきっかけにもなっています。
2022年度も定期的にセルフケアの講座は開催していく予定です。講座の予定はトップページに掲載されますので、是非定期的にチェックをお願いいたします。