辻 有里
10連休のゴールデンウィーク終盤、5月4日(土)と5日(日)に、日本保育学会第72回大会に参加してきました。会場は、東京都にある大妻女子千代田キャンパス。
初めて訪れましたが、最寄り駅も複数あり、アクセスも良くてすぐにわかりました。
大会テーマは『「新しさ」とは何かー保育におけるブリコラージュの視点ー』。
大会論文集はCD -ROMで配布、当日のプログラムや名札も事前に送られてきました。
そのプログラムでの実行委員長の挨拶文には、この大会の発表予定件数は口頭発表とポスター発表が合わせて939件、自主シンポジウム55件、その他の講演等を合わせると千件を超えるとありました。
参加人数も近年は5千人を超える大会になっているとのこと。二日間とも多くの人が訪れ、会場は熱気に包まれていました。
初めて日本保育学会に参加したのですが、音楽に関連した発表も数多くあり、どの発表を聞きに行くか決めるのが大変でした。
私は「幼稚園教諭の抱える音楽活動における課題と願い」というポスター発表をし、保育者や保育士養成の教育機関の関係者、その他様々な立場の人々と意見交換をすることができ貴重な時間を過ごしました。
会場には、書籍や電子書籍、子どもの遊具などの販売スペースもあり、楽しみも多くありました。
この大会の基調講演は社会学に関わる内容で、大会全体でも多種多様な考え方や実践を知る機会となり、大会テーマの「ブリコラージュ」の名に相応しく、保育の在り方の多様性を感じる大会でした。