細江 弥生
日本音楽療法学会が法人化され、「一般社団法人」になったことをご存知の方も多いと思います。
今回の学術大会では、法人化されて初めての「会員集会」が行われました。
今までと同じように日本音楽療法学会の会員が出席しますが、会員集会は総会とは違い、最高議決機関ではないそうです。(評議員に変わる"代議員"による総会が最高議決機関となったようです。)
会員集会の最後には来年の学術大会が大阪で行われることが発表され、来年の大会長からの挨拶がありました。
また、今回の学会では「音楽療法の国家資格化についての緊急シンポジウム」が開催されました。
シンポジウムでは、資格化には必ず必要な議員立法についての説明、今まで法案化された事例などについての紹介がありました。私は途中退席しなければならずその後の議題は聞けなかったのですが、参加者との質疑応答の時間もあったようです。
国家資格化については、最近再開された議論ですしまだまだ情報不足なところもあり、私個人の見解はまとまっていませんが、今後どうなるかはともかく、自分たちの職業について深く考える機会となる事は間違いないと思います。
国家レベルにおける自分たちの職業の役割を考える、というと大きな話のようにも聞こえますが、全ては私たちの各々の臨床と繋がっていますので、音楽療法という仕事の意義を大きな視点から見つめ直す良いチャンスかもしれない、と考えながら会場を後にしました。
国家資格へ向けての動き、そして、法人化よる変化。共に今後注目していきたいトピックです。