小沼愛子
ドイツでの新しい音楽療法コースの紹介です!
ドイツ最大の大学街として知られるハイデルベルグにあるSRH Heidelberg大学音楽療法学部が、2年の修士コースに加え、2018年には2週間の音楽療法サマープログラムをスタートするそうです。
このプログラムの最大の特徴は「ドイツにありながら英語で授業が受けられること」です。
先日のAMTA学術大会が開催されたセントルイスにて、同大学教授のDouglas Keith博士とお話しする機会がありました。私の細々した質問に聞き取りやすい英語で明確にお答えくださって、「ドイツで英語の授業?」という不安は一蹴されました。博士のお話では、ハイデルベルグ自体が国際的な街で居住者の多くが英語を話せるため、ドイツ語ができなくても生活に特に不自由はないとのことです。
さて、このサマープログラムはリーズナブルで、本当にその金額?と思わず聞き返したほどです。2週間の授業料、宿泊費、食事の一部が込みで、675ユーロ(9万円弱)と伺いました。
夏期講習 (2018年7月10日〜23日) の案内は、以下のリンクからご覧になれます。
https://www.hochschule-heidelberg.de/de/landingpage/SRH-Summer-School-in-Music-Therapy/
ドイツの音楽療法について学んでみたい人にお勧め!ということですが、このコースは学生向けの導入編的なもの、ということもおしゃっていました。
Keith 博士はアメリカでも音楽療法を学んだそうで、アメリカとドイツの音楽療法スタイルの相違点をよく把握されているようにお見受けしました。これも、「ポイントが高い」と私が思う点です。
ドイツの音楽療法が英語で学べる上に、サマースクール参加費用は破格、大変魅力的です。サマースクールの申し込みは今月中に始まるそうなので、ご興味のある方は是非リンクをチェックしてみてください。
音楽療法修士コースについては、添付のPDFをご覧ください。
各プログラムについてのご質問は、上のリンク内に公開されているKeith 博士のメールアドレスに英語かドイツ語で。博士はフレンドリーでユーモアのある方で、ご興味を持ってくださる方々からの質問はいつでも歓迎です、とのことです。
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