今週の英語27 "Call in sick" これからの季節、お気をつけください

細江弥生

 

9月も最終週に入りました。季節の移り変わりとともに急に肌寒くなってきました。これからの季節、風邪予防、感染予防が大切になってきます。

 

私は勤務先から帰宅すると、まず手洗い&うがいを行います。冬場はうがい薬もプラス。これだけでもかなり効果があるなと感じます。そして喉を乾燥させないことも大切と聞いています。

 

さて、以前私がアメリカで働いていた職場には音楽療法士が複数人いました。皆それぞれ毎日違う契約場所へセッションに出向きます。冬場になると多くなるのが、このcall in sickです。

 

風邪をひいたり、病気になって今日セッションに行けないという「病欠の電話」のことを指します。私が音楽療法部のディレクターだった頃、朝の7時頃電話がなるとその大体が "call in sick" の電話だったことを思い出します。

 

その電話の後が大変です。すぐに代わりに行けそうなセラピストを探し、電話して代行をお願いします。そして、契約先にも代わりのセラピストが行くことを伝えます。私が代わりに行くときは、すぐに会社のメインコンピューターにアクセスして、その施設や学校のクライエントについて記録やアセスメントを読み、場所を調べ、楽器を準備して出発します。

 

ちなみに代わりに行うことには "cover" を使います。例えば、"She called in sick today, do you think you can cover her schools today?”「彼女から病欠の電話があったの。今日彼女の学校に代わりに行ける?」という風に使います。

 

どんなに気をつけても風邪をひいてしまうことは誰にでもあります。職場に複数人音楽療法士がいる場合はこのような対処ができますが、一人職場だと中々難しいことでしょう。”call in sick”してセッションをキャンセルするか、日にちを変更するしかない。体が資本の音楽療法士という仕事の難しい部分かもしれません。

 

 

どうぞみなさま、体調管理にはお気をつけください。

 

 

 

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