細江弥生
久々の「今週の英語」シリーズです。
8月の末、アメリカでは多くの家庭が慌ただしい日々を過ごしているようです。昨日フェイスブックを開けたら、”First day of school”というタイトルの投稿が沢山されていました。
アメリカでは新年度の始まりが9月と聞いたことのある方が多いと思いますが、実際は多くの学校で8月末に新学期が始まります。日本に比べ夏休みが長く、学年が上がっての初めての学校の日なので子供達もドキドキです。
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SNSの普及もあってか、この夏休みが終わって学校が戻る日、”First day of school” に子供達の写真を撮ることが多いように感じます。皆さんも是非「#firstdayofschool」で検索してみてください。
さて、8月末はアメリカの学校関係で働く音楽療法士にとっても忙しい時期です。学校との契約が再び始まり仕事が一気に忙しくなります。また、大量のアセスメントをする時期でもあります。
私が以前シカゴで働いていた会社は多くの学区と契約を持っていたため、8月中頃から次年度の準備で忙しくなっていました。ちなみに、学校関係の会社や施設では、会計が9月始まり8月締めをするところも多くあります。この「事業年度」のことを“fiscal year”と言います。
私が働いていた会社は音楽学校の系列だったため、辞令なども8月末に出されることが多く、日本と時期が違って慣れるのに時間がかかった事を覚えています。”#firstdayofschool”の写真を見ながら少しアメリカの夏の終わりを懐かしく感じました。
日本ももう直ぐ夏休みが終わりです。少し秋の気配を感じるようになってきましたが、まだまだ暑さは厳しい！です。どうぞ熱中症などにはお気をつけて元気に新学期をお迎え下さい。
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