小沼愛子
第16回日本音楽療法学会学術大会は、2016年9月16日(金)〜18日(日)の3日間、宮城県仙台市の仙台国際センターにて開催されました。
大会テーマは、「『今、ここで』音楽療法における関係性を考えよう」で、1500名ほどの参加者があったそうです。
大会についてお伝えしたいことは沢山あるのですが、まずは基本的な情報からいってみたいと思います。
【Day 1】
初日は終日講習会でした。
第一講から第三講まで(10:30AM~6:10PM)しっかり聴講した、という人が大半だったようです。私自身は用事があって一つしか参加できませんでしたが、全日参加した友人達によると、頭が一杯、ヘトヘトだったそうです。
講習会終了後は、「特別企画1」として、東日本大震災関連の講演が催されました。
朝から夜まで盛り沢山のスケジュール、講習内容は多岐に渡り、学び多き1日だったと思います。
【Day 2】
午前9時、大会場での開会式からスタートでした。
開会宣言後、新理事長の村井靖児先生の講演、 姜建華さんによる二胡コンサート、世界音楽療法連盟会長のAmy Clements-Cortes 博士の特別講演、と続きます。お昼休みを挟んで清水哲朗氏による基調講演があり、終了したらすでに午後2時40分になっていました。
午後3時から6時まで、口演發表・ポスター発表・自主シンポジウムが並行して行われています。
私は45分枠発表を一つ、その後シンポジウムのシンポジストとして参加が決まっていたため、他の方の発表は一つしか見ることができませんでしたが、この時間帯は「どの発表に行こう?」と迷うことのできる学術大会らしいものだったと思います。
そして午後6時半から交流会。美味しい食べ物&飲み物、そして和太鼓演奏で大いに盛り上がった2時間でした。
【Day 3】
3日目も午前9時から3時間あまり、大会場でのプログラムが進みます。
智田邦徳先生が東日本大震災後の歩みをお話しになり、高山仁先生の大会長講演、そして赤坂憲雄氏の教育講演、と続きました。
お昼休み後は総会です。出席数は200と少なかったのですが、委任状を提出した方が1564名、総会として成り立っているということです。
会計や諸活動についての報告が各担当者からあり、それに質問や意見をお出しになった会員の方々もいらっしゃいました。どれも具体的で建設的な考えからと感じられるご発言で、最後までスムーズに進みました。
午後2時半から4時まで前日と同様の発表枠があり、私は発表を一つ見た後、ポスター会場に行ってみました。ポスター会場では数名の方とゆっくりお話しすることができて、ポスター会場ならではの醍醐味を味わいました。
その後閉会式が開催され、3日間のプログラムが全て終了です。
まずは全体の流れをざっと書いてみましたが、何はさておき、大会を運営して下さった方々に大感謝です。本当にご立派でした。会場も、駅前、綺麗で使いやすく、良い場所でした。
もう少し細かいことや個人的な感想などはまた次回に。
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