今週の英語19: 行動観察などの時に便利な”アレ”の英語

細江弥生

 

今回は、"tally"という言葉をご紹介します。

 

<発音:リンク先のスピーカーのアイコンをクリックすると音声が流れます>

tally= http://ejje.weblio.jp/content/tally

 

なんだか巷で流行っている珈琲店のような単語ですが、、、(ちなみにタリーズカフェのタリーは"Tully"と書くので別ものです。)

 

音楽療法士の中には、クライエントの行動や発言を観察するとき「正の字」を使って数える方もいると思います。

 

tallyはまさしくその英語版です。

 

正の字が完成すると5回分になるのと同様、tallyも完成すると5回分数えられます。

 

私が留学してまだ間もない頃、音楽療法の観察技法のクラスを取りました。傍で一緒にセッションを観察するクラスメートが、なにやら変な棒を書きながら観察してるなあ、と思ったのを覚えています。

 

その頃は私は「正の漢字」を使って観察していましたが、今ではすっかりtallyで数える癖が抜けません。この数え方、他の国ではどうなんだろうと興味が湧いてきました。もしご存知の方がいらっしゃったら是非シェアしてくださいね。

 

さて、このtallyという単語は「勘定する」という動詞としても使えます。ですので、

“Can you tally how many times the client had eye contact with you?”

「クライエントが何回あなたとアイコンタクトを持てたか数えてくれる?」

と頼まれたらこのtallyを使って勘定してね。という意味になるのです。

 

もちろん正の字を使って数えてもOKだと思います。いずれにせよ同じ5回ずつになるのですから。

 

 

 

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