今週の英語9
English in Music Therapy Week 9
カタカナ語で本来の発音が違うもの その1
「ジャンル」
今回は少し趣向を変えて、カタカナ語として普段から使っているけれど、英語になると発音が変わる単語を紹介します。このシリーズ第一回目は、様々な音楽の種類を表す言葉「Genre =ジャンル」です。
音楽療法士は、ポップス、ジャズ、演歌、クラシック、ロック、童謡まで、様々なジャンルの曲をクライエントの好みやニーズに合わせてセッションで使います。この「ジャンル」という単語は、普段から皆さんもよく使っているものではないでしょうか?
ここで英語の発音を聞いてみましょう。(リンク先の「音声を聞く」をクリックすると流れます。)
〈発音〉
“genre”=http://ejje.weblio.jp/content/genre
英語では上記の発音で“genre”といい、もちろんカタカナ語の「ジャンル」はこの“genre”からきているのですが、日本語では「ル」で終わっているのに対し、英語では「ラ」に近い音で終わっています。
一般的に日本人はRの発音が苦手だと言われていますが、Rの発音の前に口をとんがらせて「う」を軽く言ってからRの発音をすると通じやすいと、昔渡米する前に教わったのですが効果抜群でした。
例えば音楽の“genre”の一つである“Rock music”ですが、
一度口を「う」の形にして軽く「う」を言ってから“Rock”といってみてください。
〈発音〉
“rock”=http://ejje.weblio.jp/content/rock
うまくいったでしょうか?
このシリーズでは、音楽や音楽療法で使われる言葉の中から、「知っているけれど英語になると発音が変わるもの」を選んでご紹介していきます。
(細江弥生)
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