別れの季節に心がけたいこと

 

細江弥生

 

 

世間では増税のニュースで持ち切りですが、4月1日から人事異動のため新しい職場で働く方も多いのでは?

 

移動となった時、一番気になるのは患者さんやクライエントさん達との別れ。

 

セラピスト間で引き継ぎを行うだけでなく、担当セラピストが患者さんやクライエント自身と的確な「引き継ぎ」も行う事も大切になってきます。

 

 

「引き継ぎのセラピストがしっかりみてくれるから大丈夫」

 

「毎日会っていた訳ではないから大丈夫」

 

「自分はそんなに深い関わりではなかったから大丈夫」

 
と思うかもしれませんが、それは全部こちらからの憶測であって、クライエントや患者さんにとってセラピストがどういう存在であるかというのはわからない事もあります。

 

 人によってはトラウマ的な経験になるかもしれません。

 

 

職場の事情で中々ぎりぎりまで移動の事を話す事が出来ないという事情もあるでしょう。

 

つらいところですが、移動の数週間前から、

 

「私は仕事上の理由で移動する事になったけれど、これからも今までと変わりなく他のセラピストと同じ事が出来ますよ。私の移動は決してあなたが原因ではないですよ」

 

といった事をしっかりと伝えておく事がクライエントや患者さんの安心感につながるそうです。

 

 

私自身も仲の良い同僚が移動になりちょっぴりセンチメンタルな4月1日になりそうです。

 

 

 

 

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