細江弥生
「音楽療法士の一日 Vol.1」に続き、今回は音楽療法士の1日:アメリカ編です。
私がイリノイ州シカゴにある芸術療法サービスの非営利団体で働いていた時は、事務所がある建物の中にもセッション用の部屋や劇場があり、そこでセッションを行う事もあったのですが、派遣型だったので外回りも多い仕事でした。日によってスケジュールもまちまちで、同僚が風邪で欠席等の時は急遽その同僚が担当する学校へも出向くなど、当日スケジュールが変更する事も多々ありました。
そんな派遣型の会社での音楽療法士の一日の動きです。
時間 |
スケジュール |
9:00-9:45 |
小学校支援学級にてグループセッション |
10:00-10:45 |
中学校支援学級にてグループセッション |
11:00-11:45 |
小学校支援学級にてグループセッション |
11:45-12:30 |
車の中でサンドイッチをほおばりながら事務所へ戻る |
12:30-13:00 |
データ入力 |
13:00-13:50 |
スーパービジョンをうける |
14:00-14:50 |
事務所にて個人セッション |
15:00-15:45 |
事務所にてグループセッション |
16:30-17:20 |
精神病をもつ方達の為のグループホームでグループセッション。 |
17:45-18:30 |
事務所に戻り方付けやデータ入力、次の日の準備等 |
移動が多かったため、車の中で寒い冬にコーヒーで暖まりながら冷たいサンドイッチを食べたり、かじかむ手でノート型パソコンにデータ入力した事など多々ありました(笑)。今では良い想い出です。
同じ団体で働いていた時でも、音楽療法部門のディレクターをしていた時はまた全く違ったスケジュールでした。
次回は「え?これも音楽療法士の業務?」というような 一日を紹介してみたいと思います。
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